2008年03月17日

東京中央郵便局

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東京駅の目の前にある東京中央郵便局と、大阪中央郵便局は、当時、逓信局に勤務していた、富山県出身の吉田鉄郎氏によって設計されました。 今、その両郵便局が郵政民営化の中で、取り壊されようとされています。国会議員も超党派を作り、反対の動きを始めました。
日本人は、どうもこうして文化遺産をいとも簡単に壊してしまうのでしょうかか? 一度壊された物は元に戻りません。
これら二つの郵便局は、日本の伝統の柱と梁というシンプルな形状を近代建築=モダンスタイル に応用したもので、西洋建築を模倣した、建築物と一線を画します。  これらの設計は、日本と深い関係がある、アントニン レイモンドや、ブルーノ タウトが賞賛したデザインです。 

私は、群馬県、高崎市にあるI工業の会長が存命の時に、会長の家を訪れ、それがブルーノ タウトのデザインであると聞きました。 彼のデザインは、西洋というよりも日本の伝統的な造りとそれ程、変わりは無いものでした。 また、旧帝国ホテルを設計した フランク  ロイド ライトの、作品もウイスコンシン州、ミネソタ州、イリノイ州で幾つか見ましたが、特に、シカゴ大学のキャンパスに近い ロビー邸などは、現代の日本の家屋と言っても差し支えないデザインです。 それ程、日本の建築は世界的に優れているものです。 富山県と岐阜県にも世界遺産である、合掌造りがありますが、それらには、湿気、換気、温度 など全ての対策があり、現代では、電気が無いと再現出来ない様な様々な智恵がデザインされています、

アムステルダムでは、ファサードを残し、中身を改造する建築方法と採用しています。 私が訪れた時にも、運河沿いに銀行が作られていましたが、本当に皮一つ(ファサード)のみを残して後は、全部新築です。 昔の町並みを残そうとするその試みは、民族性=オリジナリティを残す事です。
私が、CG製作に関わった KPF(Kohn Peterson Fox)による 六本木ヒルズ、名古屋駅ビル、上海森ビル もそうですが、海外の設計ばかりのビルが並んでしまい、日本人としてのアイデンティティを失いつつあると思うのは、センチメンタルな想いでしょうか?

posted by james007 at 18:04| Comment(1) | TrackBack(0) | DESIGN デザイン
この記事へのコメント
マンハッタンにある ミースのシーグラムビルも今では モダンスタイルの代表的な建築の一つですが、当時は色々な批判がありました。
建築スタイルにはそれぞれ好みがあるでしょう。

クラッシック音楽と同様、当時斬新であったクラッシックな建築も残して行ったらどうかというのが私の意見です。
Posted by temp at 2009年06月24日 12:35
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